女の子が来るお店は人が集まる
という黄金のルールに徹しているのだ。
単に、女の子向けにしてしまったのではこのルールにそぐわない。
万人向けであるが、より女の子が集まりやすい・・・という自然の流れを作る必要があるのだ。
これを見事に完成させたのが、このシアトル系コーヒーショップの最大手なのだ。
何をしたのか?・・実に単純な一つのこだわりを全面に出しただけだった。
それが、「店内全面禁煙」だ。
従来から、日本のコーヒー愛飲家には喫煙者が多い。
いまだに、日本を代表するコーヒーショップの多くは分煙をしていて、喫煙家のお客様の確保を重要と考えている帰来があるし、オフィス街や下町にある昔ながらの喫茶店なども、こうしたお客様がタバコを堂々と吸うためにやって来ていることは事実だ。
『タバコとコーヒーはセットだ!』という意識を持った中高年は実際に多い。
しかしながら、長年に渡る不況と禁煙ブーム。それに加えての健康ブームが浸透してきたのか、この国でも若い世代の喫煙率は顕著に下がってきている。
不経済だし、不健康だし、臭いし、周りに迷惑だし・・・と、イメージが悪く、それに加え昨今の若者たちの間で頻繁に用いられる、“草食系男子”や“癒し系女子”といった言葉に代表されるように、どちらかというと自然派の人間が人気のようなのだ。
世界的にも彼らの流行は後押しされているように思える。
日本の“モッタイナイ”という言葉を世界に広めるよう活動をして、ノーベル平和賞を受賞したケニヤ人女性がいたり、Co2削減が叫ばれたりと環境問題に対する意識も高まり、有名人たちもこぞって自分たちの活動をアピールするようになってきている。
それもまた人気に繋がる大事なアピールだったろうが、はっきり言って、今ではもう個人の美徳や良心の中にまで浸透してきているようにも思えるほどだ。